スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
リンク | | スポンサー広告 Web Clap by FC2
雨の日、カッパ
2008 / 03 / 20 ( Thu )
雨が降っていて久しぶりに寒い一日でした。
吹雪には快適な気温なのでしょうか。
この時期は湿度も高くないし、雨が降っても部屋の中にいるならあまり変わらないですね。
でもせっかくの祝日なので家でぼんやりしているよりはいいかと思い、
散歩に出て近所をぶらぶらしていました。
ぼんやり妄想しつつ歩くのも楽しいものです。
で、吹雪には絶対カッパと長靴が似合うよねえという結論に至る。

kappahubuki.jpg


今日こそ日付が変わるまでには完成させるぞとせっせと作業していたはずが、また遅れてしまいそうです。
というか無理でした。

あと、明日から一週間ほど実家に帰ります。
スキャナだけはたしかあったはずなので、何かアナログで描いてアップできたらいいなあと思います。

以下駄SS
雨の日。 
ひんやりとした空気が体に優しく流れる。
吹雪にとって快適な気温。
家にいて暇をもてあましていた夕凪は読書をしている吹雪にちょっかいばかりだしていた。
「吹雪ちゃーん、暇なのー」
「あの、リボンを引っ張らないで欲しいんですが」
夕凪のことをちっとも相手にしてくれないのでこちらから猛烈にアピール。
吹雪の長いリボンを指に巻きつけて、軽く引っ張る。
「だって暇なんだもん」
「これをあげるので静かにしていてください」
吹雪はポケットから飴を取り出して夕凪に渡した。
「わーい、ありがとう!」
これでしばらく静かになる――
吹雪はふぅっとため息をついてまた本に向かった。
どうもこの家には一人で集中できるスペースがない。
一人部屋をもっている兄がうらやましいがこればかりはどうにもならない。
とはいえ、兄はいつも誰かに引っ張り出されて一人でいることはあまりないようだが。

がりっごりっ。
がりっがりっ。
「……もう食べちゃった」
「噛みましたね?今、飴を噛みましたよね?」
「ねえ、どっか遊びに行こうよー」
もう吹雪のポケットの中に飴はない、弾切れだ。
区切りのよいところまで読みたかったのだが、あきらめて夕凪の相手をすることにした。
本を閉じて夕凪のほうに顔を向ける。
夕凪もようやく相手にしてもらえて満足そうだ。
「でも今は雨が降っていますよ。外に出るのはやめといたほうがいいんじゃないですか」
「雨の日にしかない面白いマホウの発見があるかもしれないよ!」

結局、吹雪は夕凪に引きずられて散歩に出ることになった。
「ちょっと雨降ってるからね。はい、吹雪ちゃんにはかっぱ!」
夕凪はカッパを取り出して吹雪に着せた。
少しくすぐったかった、そのままやってもらった。
「はい、できた!」
「ありがとうございます」
夕凪にとって吹雪は妹。
いつもはペースを握られてしまうことが多いけれど、本当はお節介をやきたいのだ。
「さあ、いこう!」
吹雪の手をつないで一緒に散歩に出かける。

吹雪と夕凪。
二人の性格は正反対で一見デコボココンビだけど――
なかなか相性のよいコンビなのだ。

梅が香り、雲が切れて、山には霧が立ち上り、そして虹が見えたら。
明日は晴れるといいなあ。
リンク | | 日記 Web Clap by FC2
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。